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市民の足となるバスの充実について

緑区は田園地帯と新興住宅地からなり、自然に恵まれている。しかし、田園地帯特有の事象として、住居地域が点在するため、採算性から見ても公共交通機関が少なく、いきおい自家用車への依存が高くなりがち。
新興住宅地は自然歩道を充実させたものの、鉄道、バス路線の組み合わせが今ひとつチグハグという感があり、こちらも若干自家用車の依存が見られる。

それでも、高齢化などでクルマを手放した人や、免許を持っていない人は、時間を見て徒歩もしくはバスを利用し、駅前や街道筋の施設(病院など)を利用したり、JRや東金街道のバス路線などへ乗り継いだりしている。
特に田園地域の住民の足となるバス(最近はコミュニティバスという位置づけのよう)も、最近は減便されて使いにくくなっているという。
本来は、そこを行政の支援で補っても良いのに、その額は他の施策と較べても微々たるもの、という批判が市議のblogで呈されている。

京都には時々行くのですが、市営(+民営も参入)ながら、一定の収入が見込める市街路線を均一料金にして料金徴収の手間を省き、収入の一部を郊外路線へ振り分けて、郊外路線も充実させるのは、「分け与える」の考えからか。

しかし、今から市営バス網といっても難しいのは明らか。また、行政はバス会社からも法人税を受け取っているのでしょう。であるならば、その分を還元する形で郊外バス(コミュニティバス)を支援することも出来るのであろう。

バスの充実について、なかなか優れた事例があるので紹介してみよう。同じ「チバ」でもずいぶん違うものです。しかも、同じ日本人の、千葉県出身者による采配。

グッドニュース・ジャパン
《シリーズ・クリチバの奇跡に学ぶ》 ひとを主人公にした「花通り」の誕生
http://goodnews-japan.net/news/blog/2008/12/25/5032

かいつまむと、1970年代、人口は60万人の地方都市だったクリチバ市は、交通問題も抱えていた所に、都市計画家で建築家でもあるジャイメ・レルネル(Jaime Lerner)氏が、33歳の若さで市長に就任。
そして、20代の若さで移住した中村ひとし氏も40代にて環境局長に任命され、まちづくりの立役者の一人となったのです。(日本に帰国した際は、日本の環境庁長官も務めたそうです。)

都市の主人公は、「ひと」である。 故にひとを大切にするまちづくりをしなければならない。」という強い信念を持った人かどうかも見ておきたいです。若いからという否定的な見方もあったにも関わらず出馬、という点でも強い信念が伺えるでしょう。

そのクリチバ市は、移民国家にありがちな、スラム化を防ぎつつ、人口も今や170万人。バスは30秒おきに発車するという充実した都市へと成長し、公園もまた充実しているのだそうです。こうして聞くと、ワクワクして、うらやまいしなー、と思います。
なお、ブラジルは自前で生産するトウモロコシなどから採るエタノールがクルマの燃料なので、日本などで多用されるディーゼルエンジン特有の問題はあまり無いのかもしれません。
ちなみに鉄道は、周辺都市も含め通っていません。

正直、「花通り」をもっと早く知っていたら、花の好きな前・堂本知事に進言したかったものです。フラワーポットを多数設置という成果から、もう一歩、踏み出せたかもしれないと思うと、たいへん惜しいところです。

皆さんの街には、どんな「自慢できるもの」があるでしょうか。
なければ、皆さんで考えて生み出していけばよいでしょう。その行動力次第です。
もちろん、この素晴らしい手本を元に、若い力を上手に活かしてくのも市民の役割になるでしょう。

余談ですが、先のグッドニュース・ジャパンによれば、同じ時期にブラジリアも人工都市として開発されたのですが、「都市機能が止まってしまう程の大渋滞と、しかし自動車なしでは生活できない都市として苦悩し、地球温暖化対策にも全く相反する都市となってしまっています。」とあります。

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緑区の狼です。

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